CDをPC等に入れたときに曲名などが表示されるようにする為にはCDDBを利用する方法と、CD-TEXTを使用する方法があります。

CDDB
CDDBはインターネット上に存在する巨大な曲名データベースです。
CDのトラックやセッション等の情報が収録されているTOCをDiscから読み取りインターネットでデータベースにアクセスして曲名を取得する仕組みです。
TOCはCD固有というわけではなく、複数のCDが同じTOCを持っている場合があります。その際には候補がいくつか表示されたり、違う曲名が表示されてしまったりします。
CDDBにはGracenoteのように企業によって運営されているものと、有志によって運営されているfreedbなどがあり、ソフトウェアによってどのCDDBを参照するかが決められています。iTunesはGracenoteを参照していますし、EACやfoobarはfreedbを参照可能です。
インターネットに接続されていない環境だと曲名は表示されませんが、常に更新されどんどん新しいCDの情報がアップされていきます。
もし、ご自分のCDの情報が登録されていない場合、自ら登録する事も可能です。
2011年現在Gracenoteとfreedbの2つに登録すればほとんどのソフトウェアをカバーできると思います。
リスナーなど第三者によって登録された場合、スペルミスや正しくない情報が登録されてしまう場合もあります。
CDDBに関してはwikipediaをご参照いただけると詳細な情報を閲覧可能です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/CDDB

CD-TEXT
CD-TEXTはDiscの中に曲名などの情報を書き込みます。
対応しているソフトウェア、CDプレイヤー、カーステ等で書き込まれた情報が表示されます。
逆に対応していないソフトウェアなどでは曲名などの表示はされませんが、再生は可能です。
例えばiTunesはCD-TEXTに対応していませんので、上記CDDBを使用しないと曲名は表示されませんが、再生は可能です。
利点としてアーティスト(もしくはレコード会社やマネージメント事務所など)がチェックして書き込む事になる為、絶対に正しい情報が書き込まれる点があるのですが、日本語などの2バイト(全角)文字を使用した場合、CD-TEXT対応機種でも古い機種などの場合、文字化けしたり表示されなかったりする場合があります。
ですので、日本の場合CD-TEXTは書き込まないのが主流となっています(書き込む場合もあります)。

日本語(2バイト文字・全角文字)が1文字でも含まれる場合、すべての文字がShift-Jis準拠の全角文字で入力されている必要があります。
半角と全角が混在している場合にはプレス時にエラーが出たり、プレスされたCDでうまく表示されない場合があります。

Real Player、Foobarなど、両方対応しているソフトウェアではCD-TEXTが書き込まれている場合にはCD-TEXTが優先されるようです。

海外プレスの場合、日本語CD-TEXT(Shift-JIS)でエラーが出る場合が御座います、詳しくはプレス会社様にご確認いただくか、「CD-TEXTを書き込まない」をご選択ください。

iTunesを使用したGracenoteへの登録方法
1.iTunesを起動してCDをPCに入れます

2.iTunesがAudio CDを認識したらトラックを右クリックしてプロパティを表示

3.情報タブをクリックして必要な情報を入力します(「次へ」、をクリックして全曲分入力します)

4.全曲分の入力が完了したら、iTunesの詳細メニューから「CDトラック名を送信」を選択して情報を登録します


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